The Lovely Bones by Alice Sebold [英語-本/映画/DVDレビュー]
- ラブリーボーンズ
作者: Alice Sebold - 出版社/メーカー: Back Bay Books
- 発売日: 2003/09
- メディア: ペーパーバック
熱中度 ☆
語彙(☆が多い程多い) ☆☆☆
達成感 ☆
(5点満点)
ピータージャクソンが映画化するらしいですが。欧米では12月公開ということになっているが、日本ではいつなんでしょうね?ベストセラーだったので買ってみましたが、前回のTwilightと同じ轍を踏みました。 わたしはご都合主義と自己中心的な主人公が多いアメリカの小説があまり合わない、そういうのが嫌いな人が読む小説ではありません!なんでピーターはこれを映画化しようと思ったのだろう? 確かにプロットはかなりアメリカのドラマにありがちな感じで、グロッシーなイベント盛りだくさんなので映像化しがいはあると思うけど・・・。登場人物、事象のつながり、最後に至るまでの主人公の心の流れ、全てが浅い。特に、最後の方にあるメインイベントと思われるアレですが。やっぱりアメリカもので避けるわけにはいかないのでしょうか?それにしても、その行為をその状態ですることに全く疑問の余地も抱かず、自分の満足しか考えない主人公には全く感情移入できません。母もアホだし。どうしてアメリカものは女がみんなアホかビッチなの?犯人の行方についても、アレだわ、女性の味方として、あんな程度じゃやっぱり納得いかない。やっぱスピリチュアルなものは仏教の考えの方がずっと奥深いと思われるので、日本人には受けないのじゃないかなあ。なによりも、ベストセラーはもう買わないようにしよう。
英語的な観点から:
スッゲーアメリカ。Lisa Jewellのアメリカ版て感じでアメリカでおなじみのものの名前がたくさん出てくるので、愛着がある人は楽しいと思われます。逆に私はブランド名が出て来ても全然分からないので、楽しみが半減しているような気がしました。使われている単語もすごくアメリカなので、ここへきて、初めて、いかにアメリカとイギリスの語彙が違うかということに気づかされました。Twilightの人よりはずっと文章がうまいです。うーん、、、あとは特筆すべきことがない感じだなあ。
さあ、次は英語の先生に「きれいな英語を読みたいなら」と勧められた、Pride and Prejudiceです!ロマンス嫌いのこの私がみすたーだーしーの嵐に堪えられるのでしょうか!!???
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