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Twilight by Stephenie Mayer [英語-本/映画/DVDレビュー]

Twilight (The Twilight Saga)

Twilight (The Twilight Saga)

  • トワイライト
    作者: Stephenie Meyer
  • 出版社/メーカー: Little, Brown Books for Young Readers
  • 発売日: 2006/09/06
  • メディア: ペーパーバック
読みやすさ         ☆☆☆
熱中度            ☆
語彙(☆が多い程多い)        ☆     
達成感            ☆☆☆
(5点満点)

こ・・・・これは!!!!
今年最大級のハズレを引いてしまった!!!
NZのベストセラーだったし、UK&USAのアマゾンでも非常に評判が高かったので、とりあえず買ってみたがティーン小説だと知ったのは家帰って来てから後ろのあらすじ読んだときでした・・・。
(わたしはいつもフィーリングで本を買うので、あまり本の裏の評とか読まないんすよねガーン

なんでも全米でティーンに大人気、その人気はハリーポッターをもしのぐ勢い出そうじゃないですか。
映画化もされてるんで、内容はもうかなり有名だと思いますが、アメリカの高校に通う女の子とヴァンパイア(プ)のラブストーリー。全4冊のシリーズ物なので、1冊目はあんまり活躍場面がないキャラクターとかもたくさんる(ようです)。私は残りを読む気がないのでどうなるのかは知りませんが。

文章について。ここ何年かで初めて位久しぶりにアメリカ舞台のアメリカ人による小説(あれ?でもダヴィンチコードはアメリカ人?)を読んだので、はじめはぶ、、、文章がなんかすごく読みにくいっっっ!!!
さ すがティーン小説だけあって、語彙も言い回しも文法的なものも日本の高校生の英語の教科書並みに簡単なんですが(過去完了だってほぼ使わない位の描写だも んねえ)、はじめの何章かは、なんだか文章の書き方が生理的にあわず、慣れるまで非常に気持ち悪い思いをしました。これはおそらく、アメリカ英語とイギリス英語のElevatorがLiftなんだよとかCenterがCentreなんだよとかいうレベルではない、もっと本質的な違いだとおもいます。が。私は語学のプロじゃないので的確に表現できません。ひとつ気づいたのは、英語は動名詞を多用する一方、米語は名詞使うことが多いってことですかね。ハイ、こんな説明では誰も分かりませんね。

Twilightは作者の処女作だったため、欧米では文章自体が稚拙だとかいろいろいわれているそうです。なので、わたしがすごい読みにくいと思ったのも、そのせいかもしれません。

しかし、さらにそれを上回る欠点として、もう、、、内容が、、、
英語で80年代の少女漫画を読んでる感じです。人物の肉付けもその程度しかないし。途中で何度「ああ、もうだめだ」と本を置きそうになったか分かりません。こんな本でも1冊1000円以上しなかったら、絶対投げ捨ててました。やっぱりどうしても比べてしまうのが、同じティーン小説のハリーポッターですが。あちらは舞台が自分が大好きなイギリスだということもあり、設定の時点でかな りポイント高かった訳ですが、内容的にもヒーローなのにヒーローらしからぬハリーの心の葛藤とか、シリーズ後半になるともっと深い登場人物の苦悩にシンクロして、ティーンより心の汚れた大人でも楽しく読めたものです。しかし、トワイライトはよくも悪くもハリウッド的。(ハリーポッターよろしくゲーム中スポーツをパクってる所は、もう本当に本を投げつけようかと思ってしまった・・・。)主人公アホだし。ダヴィンチコードのときも酷評したけど、私的にアホ主人公というのは受け付けられないようです。

とかいいつつも、1ページ中にほとんど知らない単語がないぐらい、平易な語彙で書かれている洋書、というカテゴリーや、ありとあらゆる言葉を尽くしてその美が賞賛される主人公の意中の彼(+家族)を萌々想像しながら、楽しく読むには良書かなーとい う気もします。私のように人間の心の中をえぐく描写するストーリーが好きな人には向きません。

PS 映画版のエドワードはそりゃないだろと、別にファンでもない私でも思います。まず彼の顔の骨格がエドワードにふさわしくない。そして、エドワードが美しくない時点でこの小説の50%の魅力はなくなっているでしょう。

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