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Chocolat & The Lollipop Shoes by Joanne Harris [英語-本/映画/DVDレビュー]

Chocolat

Chocolat

  • 作者: Joanne Harris
  • 出版社/メーカー: Black Swan
  • 発売日: 2000/03/02
  • メディア: ペーパーバック
The Lollipop Shoes

The Lollipop Shoes

  • 作者: Joanne Harris
  • 出版社/メーカー: Black Swan
  • 発売日: 2008/05/20
  • メディア: ペーパーバック
 
 
 
 
 
読みやすさ         ☆☆☆
熱中度            ☆☆☆
語彙(☆が多い程多い)        ☆☆     
達成感            ☆☆
(5点満点)
 
映画化もされた有名な小説です。この本は下のThe Lollipop Shoesという彼女の新作を空港で見かけて衝動買いしたあと、実はシリーズ物でChocolatが先の物語ということに気づき買い足したのが読むきっかけでした。Joanne Harrisらしいちょっとサスペンスが入ったドラマ。彼女はフランスにちなんだ物語を書くのが好きなようで、舞台はフランスだし、文章のあちこちにフラ ンス語の引用が。(英語は料理関係の言葉に関しては語彙が壊滅的ですからね。外国語から引用せざるを得ません)英語的にはそんなに難しい所はなし。語彙は 最新作のThe Lollipop Shoesに比べると多少多い。Chocolatは彼女の出世作であり、少し前の作品なので文体が近年のものと多少違ったりするので、その辺気をつけて2冊読むと楽しいかもしれないですね。

The Lollipop ShoesはChocolatよりもさらにサスペンス風味が濃くなって、3人の主人公の心境を交互に描きだす(Gentlemen and Playersに 似てますな)形式をとるので、熱中度はこっちの方が高いかな。Chocolatより読みやすいです。舞台もパリなのでイメージが湧きやすいし。主人公のう ちの2人がChocolatのヒロインと娘なので、シリーズ物とのつながりはきっちりあるし、娘の成長ぶりがうれしくなったりもします。最後の直前までは かなり楽しく読みました。が・・・・・。惜しむらくはラスト。私としてはちょっと拍子抜けで、それでがくっと評価を下げてしまったような気がします。1つ 1つの章が短いので、寝る前にちょっとずつ読み進めるには良い本です。

私がJoanne Harrisを知ったのは、スーパーでGentlemen and Playersを衝動買い(・・・)してその本がすごく良かったのが始まりなのですが、Gentlemen...に比べるとインパクトがなあ・・・。最初 の方はそれなりに楽しいです。けどレビューを書いたThe Truth About Melody Browneほどははまらないかなあ。まあ、そこそこはおもしろいのですが、特に前後編のシリーズ物と考えた時、後編の出来も考えてちょっといまいちかな。

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